「風の時代」って結局なんだったの?
先日、私が主宰をしているオンラインサロン「ありあまるあいサロン」でもお話ししたのですが、今回の記事は2020年に巷で話題となった風の時代について。
「風の時代」ってそもそも何?
私自身、「風の時代」と言われるようになった2020年は、「へぇ〜、そんな時代が来るんや〜。なんか時代が変わるってことなんやろなぁ」くらいにしか思ってませんでした。
特に、周りの起業家さんや占星術を生業にしている方の熱は凄まじく、「時代に置いていかれるよ!」「二極化の時代、どっちで生きたいの!?」と、連日ブログやメルマガなどで配信されていましたね。汗
その当時も、それなりに風の時代について調べたのですが、やっぱり印象は「おお、なんか時代変わるんや。やりたいことはやっとこう(←適当やん)」という感じ。
星よみを学んでようやく理解した風の時代
その後、西洋占星術を学ぶ機会があり、ようやく「風の時代」を理解した私。
理解した後は、「ほほー!なるほどー!」と納得。
「時代」は4つに分かれている
そもそも何で「風」?
昭和でも平成でも令和でもなく、「風」。
これは、占星術的にいう「4つのエレメント」が関係しています。
12星座の4つのエレメント
まず、12星座は馴染みがあると思いますが、その星座にはそれぞれ「火・地・風・水」のどれかが振り分けられています。この4つのグループが「エレメント」。
火のエレメント
情熱・直感、といえば「火」の得意分野。
星座でいうと、「おひつじ座・しし座・いて座」
あなたの太陽星座(星占いなどで見る自分の星座)が「火」の方は、「これやりたい!」とか「なんかいい!」でどんどん動ける人たち。
人のお尻に火をつける(やる気を出す)のが得意な方も多いのでは?
地のエレメント
じっくり、こだわって、コツコツと。
ものが育つのに、一朝一夕では足りないのと同じで、地のエレメントを持つ人たちは、じっくりコツコツと積み上げていくことに本領を発揮。
星座でいうと「おうし座・おとめ座・やぎ座」
目にみえるものや、安定したものに縁があります。
ちなみに私は乙女座です♡
風のエレメント
時代を先取り、センスが良く、情報通。
軽やかなイメージがぴったりの風のエレメント。
星座でいうと「ふたご座・てんびん座・みずがめ座」
発信やオンラインと相性がいいのも、この星座の特徴です。
水のエレメント
目に見えない部分に縁が深い「水のエレメント」
感情が大切で、スピリチュアルなこともすんなり日常に取り入れられるはず。
星座でいうと「かに座・さそり座・うお座」
本音で関わることが大切な星座でもあります。
時代はどうやって変わる?
4つのエレメントが「時代」にかかわっているのはわかったけど、「いつ」「どこで」「どうなったら」変わるの?
占星術的な「時代」の移り変わりは、4つのエレメントが関係しているというのは分かってもらえたかと思います。
・・・が。
「それって、いつ、どうやって変わるの?」
って、不思議ですよね。
時代が変わるのは「土星」と「木星」が鍵を握る
ここからは、いよいよ「風の時代」になった2020年は何が起こったのか、という話。
約200年ごとに移り変わる「時代」
2023年の今が「風の時代」なら、2019年は「地の時代」ということはうっすらと分かると思います。
では、この「地」と「風」の間に何が起こっていたのか。
それが、土星と木星のグレートコンジャンクション。
土星と木星は約20年おきに大接近する
天体と天体がグッと近くなる状態のことを「コンジャンクション」というのですが、土星と木星がグッと近くなることを「グレートコンジャンクション」と言います。
それぞれの天体は、12星座をそれぞれの速度で1周します。1番わかりやすいのは、私たちが普段星占いでもみる太陽星座。太陽は約1ヶ月で一つの星座を移動しています。
そして、木星はおよそ12年で12星座を1周し、土星はおよそ28年で1周します。その間で、定期的にぴったり重なるのが、グレートコンジャンクション、と呼ばれるわけです。
グレートコンジャンクション×エレメント
では、2020年風の時代になったと言われたのはなぜか。
それは、グレートコンジャンクションが起こる「エレメント」に意味があります。
風のエレメントで起こるグレートコンジャンクション
2019年までは「地」のエレメントでグレートコンジャンクションが起こっていました。
約20年に一度、それも約200年もの間、グレートコンジャンクションは、おうし座・おとめ座・やぎ座の「地」の星座の中で起こっていたのです。
驚きですよね!偶然ではなく、必ず「地」の場所で大接近。
それが、2020年12月22日のグレートコンジャンクションが「みずがめ座」で起こったことで、時代が「地」から「風」へと移りました。
ここから約200年以上もの間、グレートコンジャンクションは「風」の星座で起こります。
2023年は「風の時代」完全移行の重要ポイント
2020年に風の時代になりました、という意味はなんとなく分かっていただけましたか?
風のエレメントでも書きましたが、時代の先取りを考えると、例えば「AIの発達」とか「新しい生活様式や働き方」もまさに風の時代という感じだし、オンラインと相性がいい風の時代らしくYouTuberなど動画媒体の人気や、オンライン会議やリモート○○、風のように軽やかに居住区移動する方々も増えているように思います。
3月 冥王星もあとを追ってみずがめ座へ
天体にはそれぞれに速度をもって進んでいるとお伝えしましたが、2023年3月24日、約16年ぶりに冥王星が山羊座(地のエレメント)からみずがめ座(風のエレメント)へ移動します。
これにて、完全移行!拍手!
冥王星は12星座を約240年かけて移動する
驚くことに、冥王星が発見されてからみずがめ座に入るのは初めてのことだとか。
ただ、見つかっていなかっただけで元々存在していた天体である、という考えでいくと、約240年前の「みずがめ座の冥王星っぽい」と感じるのは「フランス革命」でしょうか。
まさに、2023年の風の時代「完全移行」は、冥王星のもつ「破壊と再生」、みずがめ座の「自由と革命」のエネルギーをバンバン受けて時代が目に見えて変わっていきそうです。
で、私たちはどう生きる?
ここまで、風の時代についてのお話しをしてきましたがいかがでしたか?
最後に、「じゃあ、私はどう生きるのがいいの?」というお話し。
目に見えないものをつかむ
地の時代は、物質的な豊かさ(持ち家・車・高級品)が象徴でした。
ですが、風の時代はそういう「物質的な豊かさ」ではなく、「私の本音」「スピリチュアル」「自然」「愛」、そういう「目には見えない豊かさ」をどれだけ掴めるかが肝です。
もちろん生活をしていく上でお金は必要なので、それ自体は「物質」かもしれませんが、「お金がたくさんある安心感」ではなく「選択肢が増える喜び」にシフトしていくほうが、より豊かさを感じられます。
そもそもお金も、それ自体に価値がある時代はもう終わりを迎えていますよね。
世の中は、画面に映る数字を「お金」として支払う「キャッシュレス化」もどんどん進んでいます。
「そんなん怖いわ〜」「このままでいいわ〜」
そんな風に、頑固になったり面倒くさがるのはもったいない。
イメージは「ハイテクな自然暮らし」
私が考える、ここからの風の時代って「ハイテクな自然暮らし」なんですよね。
一見すると、全く違う価値観のものが掛け合わさって新しい時代になる。
買い物はキャッシュレスだけど自宅では野菜を育てたり、オンラインで仕事をしながら田舎暮らしをしたり。
2020年以前は、「田舎暮らし」という言葉は、何となく地味で閉鎖的で定年後などのイメージで使われていたと思います。
ですが、今は「憧れ」や「癒し」として、Instagramでも人気のコンテンツです。
ぜひあなたも「ハイテクな自然暮らし」を想像してくださいね。
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今回は、以前から質問のあった「風の時代」についてまとめましたが、普段からメルマガで星のリズムのお話をお届けしています。
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